皆さん、もう今年の研修生の顔ぶれ、ご覧になりましたか?
写真を見て思ったのは、みんなカラーで鮮明!という驚き。
今の世の中、当たり前のことなのかもしれないけれど。
でもでもやっぱり、その「あたりまえの便利さ」に「あたりまえに」アクセスできない人たちはいるわけで。
まだ私がAHIで働きだす前のこと。
FAXでやりとりしていた頃のこと。
『空港にこの研修生迎えに行って』と、渡されたFAXの顔写真は、印刷が真っ黒につぶれていたとか。
『それでもそのFAX用紙持って、迎えに行ったわよ~(泣)』とか。
無事会えて、『これアナタよね?』と聞かれても、研修生 さぞ困ったであろう…。
研修生の状況も、本当にどんどん変わりつつある。
たかだか5年前。
ほとんどの研修生が、AHIのPCを借りて、毎晩遅くまで課題にウンウン言っていた。
昨年は、PCを持ってこなかった研修生は確か1人か2人。
スマホも持っている。
ちなみに私は去年までガラケーだったので、研修生に『なんで?』とよく言われた。
昨年スタツアで訪れたスリランカ。
街中の若者は、結構スマホを持っていた。
茶農園の子たちはさすがに持っている子はほとんどいなかったが、存在はやっぱり知っていて、私達に『セルフィー!セルフィー!』と自分達の写真を撮ってほしいとせまっていた。
そこでも私のガラケーを見ると、『?』という顔をしていた。
一方、そのスマホを買うために、年収と同じくらいの借金を簡単にしてしまう若者もたくさんいる。
と、いうのを、つい数年前の「アジアの子ども」のブータン編で書いた記憶がある。
便利さって何なんだろうな。
グローバル化って何なんだろうな。
と、ちょっと考えちゃった夕方。
職員Mc