(シルバーホーム
まきばHPより)
今日初めて、AHIの目と鼻の先にある、
『シルバーホームまきば』のお部屋を訪問しました。
まきばの住人でAHI会員Kさんからのお電話を
頂戴したからです。
長年AHIを支えて下さっているKさん。
最近、足がご不自由になられ、
「AHIへの年末募金の振込みに
郵便局へ出掛けるのが難しくなったから、
取りに来てもらえますか」
と申し訳なさそうに電話口で仰られ、
逆にこちらが申し訳なくなってしまいました。
すぐに出向き、お部屋をノック。
整理整頓された、南向きのお部屋の真ん中の椅子に
Kさんは微笑んで佇んでいらっしゃいました。
「足が動かなくなって、
郵便局へはもう行けないから、
振込み通知の紙をもう捨ててしまおうとも
思ったんだけどね。
やっぱり、AHIを応援したくて。」
その言葉が心に染みわたり、
身が引き締る思いに包まれました。
窓のすぐそばの壁の高い所に
大きめの白黒写真が飾られていました。
モノクロなのですが、イケメンの颯爽とした背広姿が印象的で
「素敵な方ですね」
と思ったままを口走ってしまったら、
「40代半ばで事故で亡くなった主人です」
とKさん。
ご主人を亡くされた直後は、涙流す間もなく、
必死に生きてこられたそうです。
お子さんやお孫さんの晴れ姿のフレーム写真も
テレビの横に並んでいました。
Kさんの人生の一旦に、一瞬にして触れられたこと、
AHIへの支援を続けて下さろう、
というお気持ちでお電話くださったこと、
が、なんとも嬉しく有難く。
南向きのお部屋の窓からは、
広々とした愛知牧場の丘陵の眺めと
陽光が降り注いでいて、気持ちのいい空間でした。
Kさんのお部屋を後にしたあと、
もう一度、丘に出向き、その解放的な眺めを、
大きな十字架がそびえる展望台から
色々なアングルで写真撮影してみました。
AHIを取り巻く環境が恵まれていることを、
ますます実感。
Kさんとのひとときと、
窓からの雄大な景色が、
くっきり心に刻まれた今日のひとコマでした。
職員A
P.S. 我ながら美しく撮影できたと思った写真は
PC操作を誤り、全て消えてしまいました。(笑い泣き!)
後日、また丘へ出向きその美しさを再度カメラに納めてきます。
乞うご期待ください~