スターリンさん(2019年国際研修参加)が所属するNGOの巡回医療班は、
今日も南インドの深い森の中に点在する、少数民族・イルラの村々をまわっています。
車で村の「近く」までいき、そこから8km歩きます。
長年、開発から取り残されてきたイルラの人たち。
今もほとんど自給自足の暮らしをしているので、外部と接触する機会は限られています。
そのため、新型コロナウイルスはまだ、彼らの村には入ってきていません。
巡回医療班は、自分たちがウイルスを持ち込んでしまわないように
細心の注意を払いながら、診察や治療を行い、保健に関する情報を届けます。
もちろん、コロナに関する情報も。
広大な森に村が点在するので、ひとつの村に訪問できるのは月に一度きり。
村の人たちにとって、巡回医療班がほとんど唯一の情報源です。
職員 髙田