1月30日に、はんだまちづくりひろばが主催された、
「伝えるコツ」セミナーin半田 に参加してきました。
これは電通の社会貢献活動として、日本NPOセンターと協働して
NPOの広報力アップのために、2004年から進められているものです。
私自身も10年ほど前に、一度参加したことがあったのですが、
忘れていることも多いだろうと、再度の参加を決めました。
会場のクラシティは名鉄「知多半田」駅から連絡橋でつながっている便利なところです。
1,2階はおしゃれな店舗で、ほぼ毎日いろんなワークショップが開かれているようです。
3階ははんだまちづくりひろばと子育て支援で、4~5階は駐車場になっていました。
講師は電通関西支社の鈴木契さん(アートディレクター、コピーライター)で、
ダイキンやオー人事のCMを手掛けているとのこと。
(室外機の歌 「いつも外から」、検索してください)
前半は講師による講義でした。
一番印象に残ったのは、こちらは何かを伝えたいと必死に思っていたとしても
大多数の人にとっては、「そんなの、知らんがな」ということでしかない。
それを、どう乗り越えるかがポイントになるのですが、
自分が作ったものに対して、自分で「そんなの、知らんがな」と言ってみる。
主観→客観→主観→客観と何度も立ち位置や視点を変えて
みることが、プロにとっても大切なことだそうです。
後半は、講義を踏まえて、各団体のスローガンを作成し、
最後には、講師から講評をいただきました。
「つながる」とか「出会う」という言葉を、私たちは
使いやすいのですが、他でもよく使われている言葉には
「手垢がついて」いて、誰かの心にひっかかりません。
自分たちの団体の活動や課題、対象としたい人たちのことを
しっかり見つめて、フレッシュな「言葉」を紡ぎだすことの
大切さを教えていただきました。
「伝えるコツ」セミナーは、完成度の高いものですが、
それでも講師や、状況によって、切り口が違いますし、
他の参加者から、受ける刺激も大きいです。
頭の中がギリギリ言っているなと思うほど
面白かったし、がんばって考えました。
とても、充実セミナーでした。
またチャンスがあれば、皆さんもぜひ!
職員はさだ