2016年の国際研修に参加したタイのノイさんより、
「私が支援しているHIV/エイズの当事者グループの人たちが、HIV/エイズの啓発ビデオを作ったから、見てみて!」
と、このサイトの案内が送られてきました。
1年前に彼女の現場コンケーンを訪問した時、あ「今ね、こんなこと考えているの」と、わくわくした表情で私に話してくれていたものです。
正しいHIV/エイズの知識を持ってもらうために、当事者の人たち自身が実体験をもとにして、エイズ患者やHIV感染者への差別や偏見、活動を始めてからの変化も交えて、脚本を書きました。
早速見て見ましたらば(下記の動画です)、私が現地でお会いした、見覚えのある顔がいっぱい。
そうでした。出演者も当事者グループのメンバーと地域の人たちだとノイさん、言ってましたっけ。(ノイさんたちもNGOワーカーとしてちらっと顔を出しています。)
当事者の人たちが、こうして顔を出すことができるようになる。それは、とてもとても大きい変化です。
啓発活動ビデオは、啓発活動、というだけでなく、当事者の方たちのこれまでの軌跡と、その成果の「しるし」や「あかし」でもあります。
なので、日本の方にももっと見てほしい。ですが残念ながら、これはタイ語。「英語の字幕版ができたら知らせます!」とのことですが、いつになるでしょう。
それを楽しみに待ちつつ、せっかちな私はこう叫びたい気持ちが止められない。
「タイ語がわかる方、日本語字幕、つけてくださいませんか♪」
写真 ノイさん(右から二人目)と当事者グループのメンバー、NGO(AIDSネット)スタッフとインターンたち(コンケーンにて)
し職員