国際研修の応募締め切りまで、あと2か月を切りました。
「どうやって研修の参加者を集めるの?」
という質問を時どき受けるので、今日はそのお話しです。
研修情報を広める一番の担い手は元研修生ですが、
彼らのネットワークにも限りがありますから、
AHIのほうでも日ごろから、情報収集や関係づくりに努めています。
例えば、、、
●国際協力関係のメディア(メールマガジン、専門雑誌)をチェックして、
いい活動をしていそうなアジアのNGOがあれば、スクラップしておいて、
研修の募集がはじまったら案内を送る。
●日本国内でセミナー等に参加して、アジアのNGOとつながりがある人に
出会ったら、情報を広める協力をお願いする。
こういう地道な努力をして、毎年いくつかの新しい団体から応募があります。
今年、私が力を入れているのは北インド。
これまで90名が国際研修に参加しましたが、その多くが南部の州で活動しています。
他の地域からも研修生を迎えたいと思い、
2年前からJICAインド事務所にも情報拡散に協力してもらっています。
おかげで一昨年も昨年も、北部の2、3の団体から応募がありましたが、
まだ合格者はありません。
そこで、今年はインターネットで情報収集をして、よさそうなNGOがあれば、
どんどんメールや郵便で案内を送ってみています。
先日まる1日かけて北東部のNGOについて調べ、20くらいの団体にメールを
送りましたが、応答があったのは1団体だけ・・・。
情報があふれる世の中ですから、よいNGOを探し出すのも大変ですし、
メッセージを受け取ってもらうのも至難だなぁと痛感しつつも、
それでも今週いっぱいはこの路線で頑張ってみます。
職員Y