ミャンマーの研修生が置いていった「ガピ」(エビ味噌)。見た目は泥の塊のよう、においも、塩辛の最強版といった感じです。
お隣のタイにもあり、カーオクルックガピという混ぜご飯がとても美味しかったのを思い出し、この置き土産で、「それ風なもの」を作ってみました。
お米はふつうの日本米。白いご飯に混ぜただけだとべちゃべちゃするし、においが混ざってすごそうな気がしたので、炊いておいたものを冷蔵庫に入れておいて水気が抜けてパラパラになったものを使ってチャーハンに。具は、その日冷蔵庫にあったむき海老(エビエビしすぎる危険性はありましたが、それしかなかった!)とレタス。あまり油を入れすぎずにフライパンで全部炒めたら、味付けにガピ投入。どかっと塊で入らないよう、ごく少量の料理酒で少し溶いていれました。
ガピ自体がしょっぱいので、塩コショウは味を整える程度に。
最後にパクチーを添えたらますますそれらしくなりました。
なかなかこれが良い!他に何も入れてなくても、味にコクがでます。いかにもエビ!のにおいですが、そのままで嗅ぐほど強烈でもありません。でも唐辛子が効いているのでけっこうぴりぴりと辛いです。
と、ここまで書いておいて、できあがった「なんちゃってカーオクルックガピ」の写真がなくてすみません。
でもなんとなく味、想像できませんか?
ミャンマーやタイも、日本と同じように、発酵食品を良く食します。発酵食品って、美味しいと癖になるところがありますよね。ガピ、かなり気に入りました。アジア食材店に探しに行こう。
職員 谷村