ネパールの人身売買の被害にあった10代の女性たちが立ち上がり、作った団体「シャクティ・サムハ」。AHIも、この団体から研修生を招いたことがあります。
被害女性たちを保護するシェルターの運営、人身売買の予防と啓発、地域に暮らす被害者支援など、活発に活動しています。
「シャクティ」は「力」。「サムハ」は「グループ」。
シャクティの「力」には、“前に進む力”と“他地域の女性の集結”という意味が込められているそうです。
そのドキュメンタリーがNHK Worldで無料公開(20分)されています。日本語字幕はありませんが、とってもわかりやすい英語です。ぜひご覧ください!(2020年5月29日まで)
人身売買ブローカーを探し当て、インドに売られた女性たちを保護し、心のケアや自立への取り組みへ。そして、政策提言も行い政府の取り組みも変えてきた。自らも被害者だった創設者のスニタさんの人生と、今、家族。
とても丁寧な取材です。
職員 清水
写真:ネパールで出会った女性たち(ラシュワにて)