今日はボランティアとしてAHIにやってきましたSです。
本日AHIでは9/1から始まる国際研修の1次選考が行われています。
今年はアジア12か国から51名の応募があり、5月末までに12名を選びます。
応募者全員が参加できればいいのですが、AHIの受け入れ(寝食共にするので)や費用の問題もあるので、今日のような会を開いて選考することになります。
では、一体どのように選考するのか?というと…
数か月に渡って研修担当の職員さんが応募書類を読み込み、分析し、出張で直接会った際のインタビューや、AHIだけでなく他の団体の現地に詳しいスタッフからの意見など多方面から情報を集めます。
そして選考会では、各地域の担当者がこれらを熱く説明し、応募者本人だけではなく所属団体の活動状況や国内での立ち位置、さらには社会状況や地理面などにも言及していきます。
このようにして皆で情報をシェアしながら、次の選考ステップ(Skype面接など)に進めるのか、今年は見送るが今後また応募してくれるようアプローチするのか、などを決めていきます。
実際に見学をしてみた感想ですが…まるで企業の採用活動だなと思いました。
いや、採用面接等より吟味に吟味を重ねているかもしれません。
宇宙飛行士の採用レベルかもしれません(すみません、言いすぎですね…)。
この人はどういった人物なのか?
これまで何をやってきたのか?
何が強みなのだろうか?
同じ研修を受ける他の研修生にどんな影響を与えられるのか?
遠い昔、就職活動をしていたときの自己分析を思い出しました。
選考で選ばれた研修生たちがAHIでの経験や学びを母国に帰ってから生かし、今までの歩みをより強固なもの、より影響のあるものになることを願っております。