研修生のエピソードです。(というか私の失敗談です)
去年の国際研修の参加者、バングラデシュのラジョンさん。
来日した時風邪をひいてしまって、研修開始後1週間ほど
は、AHIで作るカレーも近くのインド料理屋さんのカレーも
口にあわず。「自分が作るから、それを見て覚えて、
その通りに作って」と言いだして、けっこうわがまま!?
と思ったり。
そうこうするうちに体調もよくなってきて、自分で作って
研修生仲間やAHIスタッフに振る舞うようになりました。
そんなある日。見た事のない、カレーのようなものを
冷蔵庫で発見。何これ~っ。捨てるのももったいないし。
と一計を案じた私。ボランティアの人に、じゃがいもと
混ぜてパン粉をつけてコロッケにしてもらいました。
さてお昼ごはんのとき。冷蔵庫をあけて自分の作った
ものを探してもないラジョンさん。何人かに聞いたあげく
すでにコロッケになってしまったと判明。ショックを堪えて、
There is my credit inside. (私の功績がこの中にある)
と言ってくれました。ラジョンさんはほんとはいい人
だったのです。
★お手元に6月1日発行の「AHIニュース」をお持ちの方、
あらためてラジョンさんの話を読んでみてください。
職員 林かぐみ
ラジョンさん(写真 左)「元気ですか?」