2015年8月に、地域のイベント「平和のつどい」で購入して以来、
AHIの敷地には「アンネのバラ」が植えられています。
アンネのバラは、1960年に、
「アンネの日記」のアンネ・フランクに捧げるとして、
ヨーロッパの園芸家が、自分の交配した最も美しいバラを
アンネのお父さんのオットー・フランクの同意のもとに
「アンネ・フランクの形見」と名付け品種登録したとされています。
1972年にオットーと交流のあった日本の合唱団に
オットーからこの苗木が送られ、日本で「アンネのバラ」として
知られるようになり、平和のシンボルとして広まっていったものです。
今日はたまたまなのですが、
それぞれ別々にAHIを訪ねてきたお2人の方から、
このバラを分けてほしいとのお申し出をいただきました。
このうちお一人の方は植物のことにとても詳しい方で、
あらためてバラの手入れの仕方を教えていただきました
(AHIのアンネのバラの木が小さく弱々しいので、
ずいぶんご心配をいただきました・・)。
地植えになっているので、
環境とバラの持つ力で育ってくれるものかと思っていましたが、
バラは肥料が必要です、秋には施肥してくださいとのこと。
また夏には基本的に毎夕、たっぷり水やりが必要です、と。
いろいろ具体的なことを教えていただいたのですが、
私自身は、植物を枯らしてしまう名人で・・
(わからなくて水をやりすぎたり、
逆にやりすぎたと思って控えすぎたり・・)、
周りの職員もこれからの季節、忙しくなる一方です。
どなたかバラの手入れがお好きな方、
AHIのアンネのバラも見てみていただけませんか。
せっかく手に入れた平和のシンボル、
これからも元気に咲かせたいものです。
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写真は今年の5月初旬に撮影したものです。
職員とり