今日は、あるゲームを通して、問題の解き方をみんなで考えました。
皆で輪になって手をつないだ後、それぞれどこかに移動して
腕が絡むようにします。
その後、元の輪の状態になんとか戻るというゲームです。
絡んだ状態になったあと、
第一回戦では外から眺めながらほどけるように指示するスタッフが一人いる状態で、
二回戦目では指示者なく自分たち自身でどうやってほどくか考えました。
簡単そうに見えてなかなか難しいゲームで、
みんなも考えあぐねながら
試し、失敗し、中には成功し、たくさん笑い、楽しそうにしていました。
ゲームが終わった後はゲームについての感想を話し合いました。
・みんなが問題と目指すべき目標をわかっているから協力できた
・(腕が絡まっている)当事者にはどうすればいいかわからない問題も、すこし離れたところにいる人が客観的に見えるため指示ができる
・第三者の指示があっても、結局からまりを解くことはできなかった
などなど、
一見なんて事のないゲームに見えますが、
ここからもある問題に対する解決の構造性が見えてきました。
(このゲームは、研修生は、問題がどこにあり、どのように解決すべきかは、
第三者であるNGOよりも、当事者が一番よく解っている、ということを
体験する、とういねらいがあります。研修スタッフより。)
私たちの身の回りのいろんな小さな事にも、学ぶべることが溢れているのだなあと
実感した一日になりました。
インターン:F子