長年AHIをご支援くださっている中京医薬品のサイトで、
昨年11月に開催されたパキスタンでの研修の報告が掲載されました。
ぜひ、ご覧になってみてください。
http://www.chukyoiyakuhin.biz/news_r/show.cgi?id=949
地方で障害者支援を行っているNGOワーカーたちが集まり、
障害者が生き生きと地域で暮らすためにはどうしたらいいのかを議論した、
5日間の研修です。
障害者に「障害」があるのではない。
それは、
非障害者や社会の中にある偏見や先入観、無関心。
そこから来る配慮の不十分な制度や設備。
研修生たちは、「障害」は社会にこそあると気が付きました。
そして、
ラホール市内で自立して生活し、
こうした社会にある「障害」を取り除くために活動する障害者と出会いました。
その笑顔、自信にあふれた姿。
一方、自分の村の障害者たちはどうだろう。
自分は何をしてきたんだろう。
何をすべきなんだろう、何ができるんだろう。
そうした自問自答を、みんなでディスカッションしながら繰り返し、
それぞれに新たなアイディアやヒントを掴んでいきました。
そして最後に、研修後の活動計画を作成しました。
今、研修生たちのそれぞれの現場で、その計画を実施中。
うまくいったこと、いかないこと、動いていないこともあるでしょう。
こうした変化や情況を見るのは、もう少し待ってから。
現場に訪問する日が、待ち遠しい私です。
し職員