散歩の時に見つけて、写真に収めたのは
「キヤップ」
なんとも、のんきそうな「ヤ」の字が、いい感じです。
側溝のコンクリートの蓋の穴に嵌めてありました。
そう、「キャップ」っていう意味だよね、と
一応「側溝 キャップ」で検索したら、
amazonの広告が出ました。
「溝蓋 キャップ」とか「ダートカバー」とかいうもので、
百数十円のようです。
でも、私の見つけた年代物のような味はありません。
私の80代の叔母は、和裁の腕はすごいのですが、
何か文章を書くと、話し言葉がそのままだったり、
ちょっと不思議な文章です。当時は小学校を卒業して
すぐに働くのが普通だったとか。
その叔母の文章が、なんだか説得力があったのと、
同じようなパワーをこの「キヤップ」にも感じます。
洗練されたものは美しいですが、
素朴であったり、プリミティブであったりするものの
持つエネルギーは、ふっと癒してくれます。
職員はさだ