史上初の核兵器禁止条約が、いよいよ明後日発効されます。そして、このことをより多くの人たちに知ってもらおうと動いている若者たちがいます。
学生や社会人の14名の若者が元旦に立ち上げた「すすめ!核兵器禁止条約プロジェクト」。
https://www.susumeproject.com/
中心メンバーの大学2年生の女性は、長崎出身の被爆3世だそうです。「もしおばあちゃんがあの時疎開していなかったら、私のお母さんは生まれていない、もちろん私もこの世にいない。命の重みを感じる」。彼女は、幼いころから平和教育に触れ、核に関する活動をしてきました。高校生の時にノルウェーの学生が高い関心を持って話を聞いてくれたこと、彼らから「自分たちは何をすれば、核を廃絶できるの?」と聞かれた時、日本の若者との温度差を感じたそうです。
「すすめ!核兵器禁止条約プロジェクト」の特設ホームページのトップページは、条約発効までのカウントダウン画面が。著名人や被爆者のメッセージも掲載されていますが、なかなか閲覧数が伸びず、「あんまりバズってないな」。そこでみんなでアイデアを考え、この活動に関わっている若者のたちがなぜ関心を持ったのかをもっと聞きたい、という声にこたえた企画も考えているとのこと。私も聞いてみたいです。
職員 谷村