昨年12月16日に開催された「新型コロナに対する公正な医療アクセスをすべての人に!―途上国・新興国が求める医薬品特許の無効化」の動画がアップされました(AHIはこのセミナーを主催した連絡会に、呼びかけ団体として加わっています)。よろしければ、ぜひご覧ください!
また、引き続き賛同いただける団体を募集しています。どうぞよろしくお願いいたします。
【動画URL】https://youtu.be/wYGTh9R6BXw
- 日時:2020年12月16日(水)19:00~21:00
- 主催:「新型コロナに対する公正な医療アクセスをすべての人に!」連絡会
■各発表者の当日パワポもこちらから。
1. 貿易交渉における特許権の課題―RCEP協定の結果と日本政府の方針 内田聖子((特活)アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表)
【資料】http://www.parc-jp.org/freeschool/event/pdf/20201216_uchida.pdf
2. 世界でのCOVID-19への取り組み、WTOの特許権条項の当面の放棄が必要な理由 稲場雅紀((特活)アフリカ日本協議会 国際保健部門)
【資料】http://www.parc-jp.org/freeschool/event/pdf/20201216_inaba.pdf
3. 医薬品アクセスを確保するための国際的な取り組み 金杉詩子(国境なき医師団(MSF)日本)
【資料】http://www.parc-jp.org/freeschool/event/pdf/20201216_MSF.pdf
4. 民衆健康運動(People’s Health Movement (PHM) )と日本での活動 本田徹((特活)シェア国際保健協力市民の会 共同代表)
【資料1】http://www.parc-jp.org/freeschool/event/pdf/20201216_honda.pdf
【資料2】http://www.parc-jp.org/freeschool/event/pdf/20201216_honda_ppt.pdf
◆新型コロナに関わる知的財産権保護免除の要請書全文および賛同団体登録フォームはこちらから。→https://ajf.gr.jp/trips_waiver_request_sign_on/
昨年12月10日に開催された世界貿易機関(WTO)の「貿易関連知的財産権協定」(TRIPs)理事会で、南ア・インド等による「新型コロナ(COVID-19)に関連する知的財産権保護の免除」提案が審議され、この結論が3月10-11日に開催される次回TRIPs理事会に持ち越されることが決まりました。
これを踏まえ、世界の市民社会は、この提案に反対している主要先進国などに対して、COVID-19の収束に向けて「独占でなく共有」「競争でなく協力」を掲げて、この提案への支持、もしくは少なくとも反対しないことを求めて、働きかけを進めています。
私たち「連絡会」も、日本政府がこの提案に反対するのでなく、支持もしくは、少なくとも反対をしないことを求めて、日本政府に対して働きかけていこうと考え、呼びかけ団体にて「要請書」を作成いたしました。現在、日本政府の担当省庁等に働きかけ、公式の要請を行うべく取り組んでいるところです。
つきましては、要請書への賛同団体を募集しています。上記サイトより、要請書をご確認の上、登録フォームにご登録をお願いいたします。
以上