AHIの会報8月号に同封した
ギフトリレーのちらしを見て、名古屋市内にお住まいの
Kさんよりお電話がありました。
ご自宅にある本をギフトリレーに寄付したいが
インターネットができないので、取りにきてほしいとのこと。
Kさんは、私がAHIに就職して間もない
1990年代前半に、宛名書きボランティアをしてくださっていて、
何度かご自宅まで封筒などをお届けしたり、
書き終わったものを取りに伺ったりしていました。
その後、パソコンが普及して、宛名書きをお願いすることは
うんと減って、Kさん宅を訪問することも、Kさんに
お会いすることもありませんでした。
それでもKさんはずっとAHIの支援を続けてくださり、
冒頭のお電話となりました。
20数年ぶりにお会いしたKさん。
以前と変わらないご様子に、うれしくなりました。
(私の方は、30前後だったのに、
押しも押されもしないおばさんとなりました)
上の写真は、Kさんがご趣味でされてきた木彫りの作品の一つ。
美しい手鏡です。
「どなたかに使っていただきたくて」と、
私にくださいました。
20数年前も今回も、ご自宅の前の道路に車を停めて
あわただしい中でのやりとりです。
それでも、お互いに無事を喜び合える関係を
結ばせていただけたこと、
何よりも何よりも、うれしいことでした。
職員はさだ