6月21日(日)は父の日でしたね。
日頃の感謝をこめて、いつもとは違うメニューにしたいと思い、久しぶりにビリヤニを作ってみました。
ビリヤニは、インドなどで食べられている「炊き込みごはん」と説明されることが多いようです。
普段の食事というよりも、お祝いの時など、ハレの日に食べるごちそうです。
いろんな作り方がありますが、私のビリヤニは、ごはんとカレーを別々に調理した後、これらを一つのお鍋の中で交互に重ねたあと、蒸し上げて仕上げます。
カレーはスパイスとヨーグルトにじっくりと漬け込んだ後、調理するのがポイント。
そして、お米は、「バスマティ」を使わないと、ビリヤニとは言えない!
「バスマティ」は、お米の種類の一つで、簡単に言うと高級香り米。
匂いのあるお米は好き嫌いがわかれるところですが、ビリヤニには「バスマティ」が必須だと思ってます。
つけあわせには、ベグン・ボッタ。
ベグンはベンガル語でなすび。
ポッダは、つぶす。
焼きなすをさいて、マスタードオイルや香辛料と手でよーくまぜた料理です。
マスタードオイルと生の青唐辛子の風味と鼻にツンとくる辛さがなんとも言えず、ごはんがすすむ一品です。
ビリヤニよりも、白いごはんにあわせた方がよかったかもしれません。
この日は、いろいろと忙しく、ベグン・ボッタをまぜまぜするのを忘れて食卓にだしたところ、夫が、食べる前に、一所懸命混ぜていました。
子供用に青唐辛子もはぶいたので、パンチのない味になってしまったのも反省点。
これから、なすがたくさん市場に出回る季節になるので、近いうちに、ベグン・ボッタはリベンジしたいと思います。
職員 宇佐見