AHIの通用口わきのある「ヤエザクラ」(うっかり隣にある大木のヒマラヤスギと記載していました。訂正)に、サルノコシカケをみつけました。
サルノコシカケとは、特定のキノコを指した言葉ではないのだそうです。単に「サルノコシカケ」と言っても、実は680種を超えるキノコの総称なのだとか。
山中ではかなり大きなサルノコシカケが、成木にくっついているものを見かけたりします。そういった場合、木を腐敗させる菌の働きから、樹木にとっては非常に困ったキノコで、林業でも少なからずの被害を及ぼしているのだそう。一方で、人間にとっては食用や漢方のほか、抗ガンの薬剤としてもつかわれることもあるそうです。
一目見て、その名前を「サルノコシカケ(猿の腰掛け)」と聞いた途端、キノコ好きでなくともしっかり記憶されるネーミング。時間がたっても、次に見かけたときはその名前をすぐに思い出す。名付けた方のセンスはすごいなぁと、関心しきりです。
職員 ごんだ