AHIの2021年の国際研修に参加したサルナさん(バングラデシュ)のインタビュー記事が、『Ability Magazine』というオンラインの雑誌に掲載されました。交流会でも話してくれた彼女のライフストーリーです。
→ https://abilitymagazine.com/opening-the-doors-of-perception/
バングラデシュで、聴覚障害を持つ女性として生きること。
NGOのワーカーとして活動することで開かれた社会・世界との関わりと、そこで見つけた自分の役割。
そして、これからの夢ーろう者の世界と聴者の世界の架け橋になること。
記事の記者が最後に触れているサルナさんの姿も、
AHIの研修中、コミュニケーションの難しさもネットのトラブルも前向きにすべて受け止め、
持っている力を使って精一杯取り組んでいたサルナさんの姿と重なります。
「まだい大きなことはできていませんが、少しずつ近づいています。ようやく、仲間と一緒に仕事ができるようになりました。人びとを支える方法を学んでいきたい、そのために、今、つながりを広げ、世界中の見知らぬ人たちとの共通点を見つけていこうとしています」
サルナさんと同じ団体で活動するAHIの元研修生は、
サルナさんは、AHIの研修の参加後、非障害者と一緒の会議でも、物おじせず自分の意見を言い、提案をするようになった、と言います。
AHIの研修での経験もまた、彼女のこれからの歩みをより力強いものにしたのかな、と想像し、うれしく思っています。
*写真は、上記雑誌のFBページに投稿されたサムネイル画像より引用
職員 清水