幸田町民になって、驚いたことがあります。
幸田町の特産品が筆柿だということは知っていましたし、
通勤の時には、筆柿の畑がずっと続く山道を走っていますが、
それでも、柿のシーズンになると「憩いの農園」には
筆柿がところ狭しと並ぶ、その量に驚かされました。
(普通のスーパーはそれほどではありません)
少し、郊外(全体が郊外というのは、まあ置いといて)にでると
筆柿の無人販売所があちこちに出現しています。
(小さな棚に傘だけという素朴な所もあり)
誰がそんなに筆柿を食べるんだろうと最初は思って
いましたが、せっかくの地元の物だしと買ってみると
甘すぎなくて、飽きません。(息子は好物だといいます)
筆柿のイメージは渋柿と言われましたが、
今まで、渋いものに当たったことはありません。
どうも、雌花と雄花が受粉すると甘柿になるようですが、
幸田町は気候が温暖で、雌花と雄花の開花時期が
近いため、甘柿がほとんどのようです。
幸田町の筆柿は全国一で、その生産量の95%を占めているとか。
一瞬、おおっと思ったのですが、考え方を変えれば、
幸田町の筆柿の1/20程度が、他でも作られているのみということで、
筆柿のマイナーさも思わされます。
でも皆さん、筆柿を食べ終わった時に、ある発見がありました。
おつまみの「柿の種」にそっくりではありません?
ちょっと検索するとそんな話がいっぱい出てきます。
NHKのチコちゃんでも話題になったようです。
幸田町のなだらかに続く山の斜面にある筆柿の畑にチコちゃんがいたら、
どんなんだろうと想像したら、楽しくなりました。
職員はさだ