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映画『発酵する民』~”発酵”は”原発”後の社会を考えるヒント?

福島原発事故後、鎌倉市内で脱原発パレードを行った女性たちを中心に、食や地域の文化を見つめなす市民を追ったドキュメンタリー、『発酵する民』が、名古屋の映画館シネマスコーレで上映中(10/1まで)です。

女性たちが、原発に頼らない生活を模索する中で「発酵」に目を留め、発酵をテーマにした盆踊りを創作したり、地域の人とつながりながら味噌を作ったりする姿を描いています。

AHIの国際研修もまた、ひとりひとりが「発酵」し、その相互作用で何か新しい発見を生み出していく、そしてさらに研修生ひとりひとりが、自分の場でさらに「発酵」して、広がり・次へとつながり続けていく。そういう場なんだと、映画を観て改めて思いました。

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ドキュメンタリー映画『発酵する民』(92分)
〜3.11から生まれたものが、コロナ禍の今を照らす〜
〜人は微生物と共に生きてゆく〜

●予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=1W4vK1SsWUE

●内容:
海と山に囲まれた古都・鎌倉。
2011年、このまちを「脱原発パレード」で歩いた女性たちが
「イマジン盆踊り部」を結成した。

彼女たちは、日々の生活の中で浮かび上がってくる思いを唄にして踊り始める。

お酒や味噌、パンづくりの思想から生まれた「発酵盆唄」。
海水を汲み、薪で火を炊いて塩をつくる「塩炊きまつり」。
やがて、風変わりな唄と踊りが、人びとをつなげてゆく。

この映画は、鎌倉や葉山のユーモア溢れる抵抗者たちと、
盆踊りの渦、女性たちの笑い声を描きながら、
人間以外の存在にも耳をすます。

太陽系を縮小した円形の暦「地球暦」のマクロな視点や、
「発酵」のミクロな視点が交差する。
混沌と優しさの中で、何が見つかるだろうか。

東日本大震災・原発事故から10年。
あの時に生まれたものは、今も確かに続いている。
コロナ禍の今を照らす、発酵ドキュメンタリー!

●クレジット:
出演 瀬能笛里子、大嶋櫻子、山口愛、川崎直美、やまもとゆうすけ、高橋彩、勝見淳平(パラダイスアレイ)、寺田優(寺田本家)、杉山開知(地球暦)

音楽 イマジン盆踊り部、pass into silence
題字 瀬能笛里子 版画 RYOCK
ポスターデザイン 平野絵理
協力 土屋豊 OurPlanetTV 平野由里子
配給 福々映像
監督 平野隆章

●上映日程:9月18日(土)〜10月1日(金)(2週間上映)

●上映時間
9月25日(土)休映
9月26日(日)〜10月1日(金)12時5分〜13時40分

●上映館 :シネマスコーレ
(愛知県名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F)
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/

●映画『発酵する民』公式サイト
https://fermentfilm.com/

●メディア掲載:
東京新聞
https://tokyo-np.co.jp/article/123216
greenz
https://greenz.jp/2021/03/02/film_hakkosurutami/
あたらしい日日
https://nichinichi-magazine.com/articles/detail/152/1/1/1

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以上 (職員 清水)

 

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