6/5に開催した『夜明け前のうた~消された沖縄の障害者』試写会&座談会。中日新聞に続いて、朝日新聞・赤旗新聞にもその取材記事が掲載されました。
映画のテーマは、合法的な形で、沖縄で72年まで続いた精神障害者の「私宅監置」。
当時の様子を目撃した医師、監置された当事者、そして監置した側の家族、行政職員、そして地域の人びとへの取材を通し、今も形を変えて続くその根本にあるものは何かを問うドキュメンタリーです。
監督の原義和さんは、社会課題を追い続けるフリーTVディレクター。映画は今回が初監督となります。
存在を消され闇に葬りさられようとしている私宅監置の犠牲者に光をあてたい。闇と光。
その思いを、「映画」というものに重ねたそうです。
存在を消され闇に葬りさられようとしている私宅監置の犠牲者に光をあてたい。闇と光。
その思いを、「映画」というものに重ねたそうです。
映画館という暗い空間で、多くの人がみな画面を見つめる。その先には、犠牲者たちの存在が照らし出されます。
おそらくマジョリティ側にいる(そうとも限りませんが)であろう観客は、
これまでマジョリティが無視し続けてきたマイノリティの人たちを、ここでは一心に見つめ、その存在を確かに意識するのです。
現在は那覇にお住まいですが名古屋のご出身。30年前の高校生の時、AHIのスタディツアーに参加されました。
そのご縁で、今回AHIでの座談会の開催となりました。
そのご縁で、今回AHIでの座談会の開催となりました。
当日は高校生・大学生5名、福祉を教えていらっしゃる教員の方、ホームレス支援に関わる方、認知症の家族の介護を経験された方など8名で、原さんと、私宅監置研究の第一人者、橋本明さんを囲みました。
座談会の報告記事および中日新聞の記事はコチラ → https://ahi-japan.jp/2021/06/08/yoakemae2/
関心を持っていただけた方は、ぜひ映画館へ!
<名古屋シネマテークで、6/12~25アンコール再上映>
★映画オフィシャルサイト(予告編あり):https://yoake-uta.com/
★名古屋シネマテークHPより映画紹介ページ:http://cineaste.jp/m/3100/3193.htm/yoake-uta.com/
★6/25まで上映(6/12-18 10:00より 6/19-25 13:50より)。
★6/12(土)は原監督が舞台挨拶されます。
職員 清水