8/4~12、日進市立図書館のエントランスで
にっしん平和のつどいの展示が行われました。
これは日進市役所市民協働課とにっしん平和を考える会が
協働して行うものです。
例年、平和を考えることのできる映画の上映会や、講演会を
メインに、平和を考える会のメンバー団体が様々な展示を
行い、皆さんと平和について考える機会としてきました。
今年も8月の開催に向けて、準備をされてきましたが、
新型コロナウイルスの影響で、エントランスでの展示のみと
なりました。
来年に延期しようという意見も出ましたが、平和を考える8月に
せめてできることをしようということで、展示の準備がされました。
元々は16日までの予定でしたが、愛知県の非常事態宣言がだされたことにより、
12日までの短縮となりました。
今年はペシャワール会の協力を得て、アフガニスタンで
診療や灌漑に関わってこられた中村哲さんの写真パネルの展示がありました。
人びとの健康を守るために、聴診器を置いて、大きな重機を操って
灌漑用水路を作ってこられた中村哲さん。
灌木がところどころに生えているだけの砂漠が、
満々と水を湛えた用水とその周囲に生い茂る豊かな緑に変わっている様子は
何よりも説得力がありました。
そのほかにもアンネのバラを広め隊による
アンネのバラの写真展もありました。
何年もアンネのバラの苗を販売したり、公共施設に
植えたりして、日進周辺には数多くのアンネのバラが
植えられています。
AHIにもありますし、私も自宅に植えています。
バラの品種改良をされている方が、ご自分の作った一番美しいバラを
アンネのバラとして、アンネの父親に捧げたとのこと。
このほかにも、いくつかの団体の展示があり、
普段から平和活動をされているからこその厚みを感じました。
その中で、一番私の心に残ったのはこの一枚です。
どなたかの娘さんが書かれたそうですが、
なんと力強い字でしょう!
憲法の前文のもつパワフルさをそのまま文字にしたようです。
ここに書かれた思いが実現されることを!
職員はさだ