今年の国際研修の選考が始まりました。
アジア12か国から52名の応募があり、5月末までに12名を選びます。
「どうやって選考しているの?」というご質問を
多くの方からいただくので、簡単にご説明します。
– – – – – 国際研修の選考の過程 – – – – – – – –
I) 応募締め切り(4/24)から、1回目選考会(5/15)まで
研修担当スタッフ3名が分担して、応募書類を読み込み、
以下のことをピックアップします。
■取り組み課題、支援対象者/グループ
■活動における強み
■活動において弱いところ=これから強化したいところ
文章から、英語力や論理的思考力、所属団体のバックアップ体制が十分か否かも判断します。
II) 5月15日(水) 1回目選考会
研修スタッフが集まって、上記のことをシェアしあいます。
コメントを出し合い、スカイプ面接で質問すべきことなどを確認します。
選考会は盛り上がりますから、翌日、冷静になって、
スタッフ全員で1回目選考会で話し合った事柄を再確認します。
III)1回目選考会(5/15)から、2回目選会(5/29)まで
研修担当スタッフ3名が分担して、応募者とスカイプや電話で面接をします。
必要に応じて応募者の上司や団体代表とも話をします。
直接話しをすると、英語のレベル、ロジカルな思考力の有無、
ひととなり なども掴むことができます。
特に、初めて応募してきた団体については、同じ地域で活動する元研修生に連絡して、
団体や応募者に対する客観的な情報・意見を集めます。
IV)5月29日(水)2回目選考会
研修スタッフが集まって、スカイプや電話で面接で得た情報や感触をシェアします。
そうした情報を見比べて、一番「いい学び合い」ができる12名の組み合わせを考えます。
経験豊かな人トップ12を選ぶわけではありません。
組み合わせのパターンが複数が提案されることもあります。
V)5月30日(木)事務局会議→理事長決済
スタッフ全員が集まって、提案された12名の組み合わせが妥当かどうか、入念に検討します。
そのうえで合格者12名を最終決定し、理事長の決済を得ます。
百聞は一見に如かず。ご関心&お時間ある方、ぜひ見学にいらしてください!!!
職員 髙田