タイの元研修生ウグリッドさんから突然メールがはいったのは、
2008年のことでした。彼は2007年から、全国レベルで保健課題
を話し合う全国保健退会(National Health Assembly)の事務局
次長として、同年12月に行われる大会の準備にあたっていました。
「AHIからも誰かオブザーバーとして来ませんか?」そこで
職員が参加することにしました。
多様な分野の人たちが集まって健康課題を話し合う、同時に
各地方から積み上全国レベルで大会を開く。これは他国の
研修生にとっても参考になるだろうと、翌年からは、
AHI枠をもらい、元研修生に希望者を募り、選考の上、
派遣してきました。
その後この組織のスタッフをAHIの国際研修に招くなど
つながりを続けてきました。そして3~4年ほど前
からは、ワークショップを共催するという計画を
持ってきました。そして明日からそれが実現します。
テーマは、「健康」をすべての政策を通じた課題
とするための多様な分野による協働 タイの地方
での取り組みから学ぶ」です。タイからの参加者
のほか、スリランカ、パキスタン、モンゴル、
バングラデシュからもAHI元研修生が住民リーダー
など活動のパートナーとともに参加します。
★内容に関心をお持ちの方は下記へ(英文の開催要項)
AHI_IWS2019_WorkshopOutline_final
↓ タイの地方の病院にて。保健ボランティアが活動する。
ウグリッドさんのメールからほぼ10年。ウグリッドさんが
AHIの国際研修に参加してからはなんと30年以上。バトン
が次に渡されていきます。
職員 はやしかぐみ
↓ ウグリッドさん(左端)- 1987 年国際研修の交流パーティーにて