「ジェネリック」「後発医薬品」という言葉を薬のCMなどで
聞くようになったある程度経つように思います。そうか、薬には
特許があって、その期間が過ぎたものだと、安く作れるのかと
その頃思ったものでした。
これは一国内のことにとどまりません。自由貿易が地球規模
で進み、TTPなどの貿易協定が結ばれる中、このことは他の多くの、
特に貧しい国々の人々にとって大いに関係あることになっています。
医薬品の特許はこういった協定に規定され、それは薬の値段に
反映されます。薬の値段は、社会保障制度の整わない国々の
貧困層の人たちにとっては、即、切実な問題となりえます。
こういう事態を変えていくべきであると熱く語られたのが、
第4回世界民衆保健会議 People’s Health Assembly 4 (PHA 4)です。
昨年11月15日~19日バングラデシュで行われました。この会議に
日本からたった一人参加した宇井志緒利さんの報告会を行います。
世界の保健関係のNGOが何を訴え、何を推進していこうと
しているのか。一緒に聞き、考えてみませんか。
2019年1月26日(土)16:00~18:30 @AHI 参加費無料
*会終了後懇親会を予定しています(参加費300円)
ご参加お待ちしています。
職員 はやしかぐみ