今朝AHIに届いていたメールの中に、
4月7日(土)が「世界保健デー」だということをアピールするものがありました。
WHO(世界保健機関)が設立された1948年4月7日を記念して、
WHOが毎年この日を「世界保健デー」に定めたというもの(今年は70周年ですね)。
毎年、その時に重要で課題性のある保健に関連したテーマが設けられるのですが、
今年のテーマは
「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ:だれでも、どこでも」(Universal Health Coverage: everyone, everywhere)とのこと。
この日をきっかけに多くの人がテーマについて関心を高めたり、
行動をとることにつながることをねらって設定されているそうです。
皆さんは「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」、知ってますか?
そこでWHOのホームページにあったクイズの一部をご紹介。
「UHC理解度チェッククイズ(選択式)」👇👇👇
1)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)ってどういうこと?
a)すべての個人と地域が必要な保健サービスを、必要な時、必要な場所で受けることができること。
b)保健サービスの支払いのために人びとが貧国に追いやられるのを防ぐこと
c)病気や死の重大な原因に対処するサービスを誰でも受けられること
d)マラリア対策として蚊の繁殖を制御するなど、人びとのための保健サービスのこと
e)a)~d)のすべて
2)世界の人口の何%の人たちが必要な保健サービスを受けることができないでしょうか?
a)少なくとも世界人口の30%
b)少なくとも世界人口の50%
c)少なくとも世界人口の70%
d)少なくとも世界人口の90%
3)保健サービスの支払いのために、世界で1億人の人びとが「極貧(1日約200円もしくはそれ以下の生活)」に追いやられている。
a)事実である
b)事実ではない
4)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを推奨する役割を取るのは誰でしょうか?
a)あなた
b)NPO
c)保健ワーカー
d)メディア
e)a)~d)のみんな
答えは👇👇👇
1) e)
2) b)
3) a)
4) e)
質問2)の、世界の50%、つまり2人に1人が
必要な保健サービスを受けることができない実態は、驚きです。
日本で暮らす私たちは、病気になったり怪我をしたら
病院に行ったり、薬を買うことが普通にできますが、
それは他の国・地域ではあたり前でないことに気づかされます。
今年のテーマ「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ:だれでも、どこでも」は、
サービスを受ける側としての権利や願いであると同時に、
その実現のためにそれぞれの立場で何ができるか考えて行動してみようよ、
というメッセージでもあるんだなと受取りました。
AHIはアジアの人たちの健康のための活動をしています。
新年度にあたって、あなたも何かAHIで始めてみませんか?
英語OKな方はWHOのホームページ該当箇所もぜひ見てみてください👇👇👇
http://www.who.int/campaigns/world-health-day/2018/en/
職員とりかい