今日お昼前から、2017年国際研修の評価会のため、
ラウンジで担当スタッフと午後にかけて
机を囲みました。
終盤、窓の外から夕陽が差し込むのに気づくと,
午後4時すぎを回るころ。
まさに″秋の日はつるべ落とし″。
あっという間に日が暮れる今日この頃ですね。
夕陽に思いをはせていたら、
愛知県のある山で出会った生き物を思い出しました。
秋の気配を感じ始めた、9月末のつかの間の休日のことです。
日本にはいないはずの、ハチドリと思われる鳥?!が
私の目の前の野花の蜜を
器用に細い口ばしを延ばして吸っていたのです。
腰を抜かすほど、驚きました!
米国では、普段から、ハチドリ(=Humming birdハミングバード)
を目にすることができます。
一般家庭の軒先に垂らされたバーズフィーダー(餌場)に、
ホバリングしながら、砂糖水を吸いつきに来るからです。
空中で止まって、蜜を吸うので、その可憐な姿を堪能できる
ので、よく見かける光景でした。↓
ハチドリ
小さなちいさな鳥で、高速な羽ばたきが
蜂のブーンという音に似ています。
でもでも、日本にいるはずのない、ハチドリ。
よく見ると私の知っているハチドリとは少し形相が違いました。
私が面食らっていると、同行の友人(私の山の師匠)に、その物体は、
『オオスカシバ』
という蛾の一種!と諭されました(笑)。
やっぱり、ハチドリ、愛知県の山に生息してるわけがない(苦笑)。
でも、このオオスカシバ、よく似てるんですよ。
蛾には見えなかった!それにしては、デカすぎました。ほら↓。
本日の国際研修評価会中も、『ハチドリ舎』という言葉が出てきました。
つい一ヶ月弱前の9月末、研修生たちが訪問した広島にて、
訪ねたソーシャル・ブック・カフェの名前です。
広島を学んだ人と、広島の人が出会い、想いを共有するカフェ。
雰囲気の良さもあり、研修生達に好評だったのこと。
みなさんは、『ハチドリのしずく』という南米エクアドルに伝わる民話を
ご存知ですか。
(ハチドリのひとしずくいま、私にできること
辻信一/監修)
燃えさかる森にハチドリがくちばしに水を含んで1滴ずつ落として火を消そうとする話。
「一人ひとりができることをやれば、世界は変わる」
というメッセージが込められた話です。
いまの国内外の情勢下で生きる私たちに、このスピリットは
とっても重要、大切、と、思います。
AHIも、同様の思いで、日々の国内外活動や研修を
人づくりという軸足から行っています。
そんなハチドリのそっくりさん、″オオスカシバ“なら、
日本でも、ホバリング(空中停止で飛行)してますよ~。
あなたのすぐ近くの身近な自然に。
職員A