研修はいよいよ最終段階です。これまで学んだことを振り返り、総まとめを行いました。
そして、これまでの研修で学んだことを自分達の活動にどう生かしていくかを具体的に考えて、帰国後計画を作りました。
発表の日は、AHIの理事や会員の方、また送り出し団体の上司の方なども見学に訪れたため、研修生たちは、スーツ姿で、やや緊張した面持ち。
発表の後には、他の研修生や職員から、コメントや質問をもらいます。それをもとに、さらに修正を加えて最終化します。
タイのティーラさんは、「組織内のチェンジを本当に実現できるか?」と尋ねられ、「自分のようなシニアの職員達は変わるのは難しいが、若い職員達と一緒に話し合って進めたい」と答えました。
最後に発表したカンボジアのムーンさんは、「行政の職員はいつも自分の仕事に追われている。ただ給料のために働いている人も少なくない。組織全体を変えることは難しいので、まずは一歩ずつ、自分自身が変えていく」と熱く語りました。彼は、最初の頃、英語での話し合いについていけず、消極的な姿勢が目立ったのですが、他の研修生から「今日の発表は今まで最高!」と称えられていました。
最後は、各国の言葉の「いいね!」のかけ声で、お互いを激励し合いました。
職員こくま